恋の吊り橋効果の実はあまり知られていないこと

恋の吊り橋効果の実はあまり知られていないこと

みなさんも1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか

『吊り橋効果』という効果を

これは、不安や恐怖などのドキドキと、素敵な異性と出会ったときのドキドキを混同し、間違って認知してしまい、恋愛感情が芽生えたと思ってしまい、『あれ?この人のこと、好きかも』となってしまう効果のことです

とても有名な心理学の現象の1つですよね

ちなみに、吊り橋を渡るときのドキドキに例えてこの名前がつけられたと言われています

この効果を狙って、デートでお化け屋敷やジェットコースターなどに誘った人が世の中にどのくらいいるのでしょうかね

確かに

ドナルド・ダットンとアーサー・アロンという心理学者に実験的に効果があると認められているわけではありますが、成功率は50%と言われています

意外にそんなに高くないと思われるかもしれませんね

また、実は、これは男性目線でのお話で、男性が女性に恋愛感情を抱きやすくなるかどうかを検証した実験なのです

さらに、男性の吊り橋を渡るときのドキドキを恋愛感情と間違えさせるためには、女性側が『美人』であるという前提が必要なことがその後の実験で分かり、あまり美人でない人だと、吊り橋効果は発揮されるどころか、男性はそのドキドキを正しく吊り橋を渡ったためだと認識してしまうということが分かりました

このように、吊り橋効果を上手く発生させるためには、それなりの条件が必要ということですね

と、いうことで

吊り橋効果に頼らずに、正攻法なあなたのやり方で意中の相手をドキドキさせた方が良いかもしれませんね笑

 

おしまい

 

【引用文献】

Dutton, D. G. & Aron, A. P.(1974). Some evidence for heightened sexual attraction under conditions of high axiety. Journal of ersonality and Social Psychology, 30, 510-517.

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