自分がよく知らない人よりも知っている人のほうが安心感がありますよね
これは当然といえば当然ですね
この人は信頼できる人かどうかの判断は、初めて会ったばかりではできませんからね
『人は、知らない人に対して攻撃的になる』
これは『ザイアンスの法則』として提唱されています
また、ザイアンスの法則ではこうも言われています
『人は、会う回数が多くなるほど好感を持つ』
別の言葉で『単純接触効果』とも言われています
最初は知らなかった人でも、何度か会うと慣れも生じて警戒心が和らぎ、親密になりやすいと言われています
例えば通勤、通学電車の中でよく見かけるあの人
1度も喋ったことないけど、なんだか見かけると『あ、今日もいるな』って少し気になりますよね
これでなにかの拍子に声を交わす機会があれば一気に警戒心は解けるでしょう
実は、これは人だけではなく、物にも作用します
自分の持ち物で、長年愛用しているものって愛着が湧きますよね
これも『単純接触効果』の現れです
しかし、会えば会うほど、接触回数が増えるほど好感を持つと言われていますが、注意点があります
それは最初に悪い印象を与えない ということです
最初に悪い印象を与えてしまった場合、接触回数が増えるにつれて、逆にマイナスイメージが強化されてしまいます
特に第1印象というのは払拭するのは難しいとされていますから、初めて会う人については何かと気を付けたほうが良いかもしれません
ということで
第1印象を良くするためのおすすめの簡単な手段は、あいさつです
笑顔で爽やかにあいさつをされて嫌な気分になる人はいません
これを繰り返していければ、回数を増すごとにあなたの好感度は上がっていきます
たかがあいさつ、されどあいさつ
ですね
おしまい