職場での人間関係を割り切って仕事をしたいと思っています。
女性が多い職場で悪口や陰口ばかりする人が多く、私はまだ入って数ヶ月ですが、最近このような人達にちょっと疲れています。
今まで悪口に同調したり、自らうわさ話をすることはしてきませんでしたが、最近は悪口や陰口のターゲットが私になってしまいました。
職場は仲良しクラブではなく、仕事をしてお金を得るところ。と割り切って仕事をこなしたいのですが、職場に長くいるパートの人に、全く身に覚えのないことを吹聴されたり、言ってもいない事をさも私が言っていたなどと陰で言われていると、割り切って仕事をしたくても仕事をする上で支障が出る事もあります。
このような方々を気にしないように仕事をしたいですが、どうしたらいいでしょうか?
よろしくお願いいたします。
考え方が逆なのです。
人間関係を割り切って仕事に専念するのではなく、仕事に専念できるような人間関係を築くのです。
人間関係を割り切ることを考えるのではなく、自分が満足できるような仕事をするためには、どういう人間関係を築けばよいかに意識を向けてみてはいかがでしょうか。
まことん
それでは、どうしたらいいか一緒に考えていきましょう。
自分に全く身に覚えのないことを吹聴されたり、言ってもいない事を、さもあなたが言っていたなどと陰で言われると、仕事をする上で支障が出たりしてとても困ってしまいますよね。
こんなことが起こるなら、人間関係なんて割り切ってしまいたいと考えてしまうのも仕方がないことだと思います。
しかし、人間関係を割り切って仕事をしたいと思っていらっしゃるとは思いますが、はっきりと申し上げます。
仕事と人間関係は切り離せません。
仕事には、必ず人と人が介入する場面がでてくると思います。
人と人が存在する限り、そこには何かしらの関係が築かれます。
したがって、一人で全てが完結できる内容のものでなければ、自分と他人が存在し、そこには必ず人間関係というものが存在するわけですから、その関係をなくす、または無視するということは不可能です。
どうしても人間関係を職場に持ち込みたくなければ、独立して一人で事業を行うということも考えられるかもしれません。
しかし、個人で事業を立ち上げたとしても、仕事の依頼をしたり、されたりして必ずそこには自分以外の他人が関係してきます。
したがって、そこでも好む好まざるに関わらず人間関係は存在します。
つまり、何か仕事をする上では、良くも悪くも人間関係は必ずセットで存在するということです。
では、どうすればよいか。
考え方が逆なのです。
人間関係を割り切って仕事に専念するのではなく、仕事に専念できるような人間関係を築くのです。
仕事に専念したければ、仕事に専念できる人間関係を築く。
つまり、自分が置かれている環境に目を向ける必要があります。
おそらく、職場であなたの悪口や陰口を言う方は、人間関係を割り切って仕事をしようとするあなたのことを良く思っていないのでしょう。
それは、その人にとっては、仕事に専念するよりも職場での良い人間関係を築くことが優先されるものとなっているからだと思います。
そして、長く職場にいるそのパートの方が職場の雰囲気を決める大きな要因となっている可能性があります。
あなたはまだ入って数か月ということもあり、なかなか職場の雰囲気を変える行動をとることは難しいかもしれません。
そこで、この言葉を少し頭のすみに置いておいてほしいのです。
『郷に入れば郷に従え』
この言葉の意味は、違う土地へ行ったら、その地の風習を尊重し、これに従うのが良いという考えで、文化の異なるところでは、その文化を尊重し、むやみに自分のやり方を持ち込んではならない。というものです。
しかし、悪口や陰口に同調したりしろということではありません。
そこでの職場で、人間関係が重要視されているのであれば、少しその考えに寄り添ってみませんか?ということをお伝えしたいのです。
職場では、様々な人達がいます。
自分と相性が良い人もいれば、良くない人もいるでしょう。
それゆえ、いろいろと気を使う場面がでてくるかもしれません。
そんな面倒くさいことを気にして仕事をするくらいなら、人間関係を割り切って仕事をした方が楽になるかもしれませんね。
しかし、人が存在する限り、仕事と人間関係は、切っても切り離せません。
人間関係を割り切ることを考えるのではなく、自分が満足できるような仕事をするためには、どういう人間関係を築けばよいかに意識を向けてみてはいかがでしょうか(*^▽^*)
余談ですが、悪口や陰口を言う職場の方には、何かそうしなければならない理由があるのだと思います。
何かに満たされないから、代わりの行動として悪口や陰口で発散させていると考えられます。
したがって、その根本の原因を解消しなければ、悪口や陰口は止まらないと思います。
だからといって、その問題をあなたが解決する必要は必ずしもありません。
その問題はあくまで、その職場のパートの方の問題ですから、あなたはあなたが課題としている問題に集中すればよいのです。
少しでも、同じような悩みを抱えているみなさんの心の助けとなれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
おしまい(^_^)/