あなたは
『褒められて伸びるタイプ』ですか?
それとも
『叱られて伸びるタイプ』ですか?
自分が上司であれば部下、先輩であれば後輩に対して、どうやって指導したら良いものかと、頭を思い悩ませたことがあるひとは多いのではないでしょうか
『自分は褒められて伸びるタイプだから、褒めて伸ばそう!』
または
『甘く接するのはその人のためにならない。厳しく指導しよう!』
自分のタイプをかえりみて、このように考えるのは当然といえるでしょう
しかし、どちらも大事な点が欠けています
その大事な点というのは
『私はあなたに期待しているよ!』
という意図をちゃんと伝えていないということです
誰かに期待された通りの結果を出そうとする心の働きを
『ピグマリオン効果』といいます
頑張ってね!と言われるとやる気が出ますよね
これはあなたへの期待を言葉にしたものなのです
褒めて伸ばす、叱って伸ばす
どちらも方法としては間違っていないとは思いますが、相手に対する期待をしっかりと伝えるように言葉、または行動で示さなければ大きな意味をなさないのです
少しの心遣いで相手はみるみると成長していくでしょう
自分の部下、後輩を成長させられるかはあなた次第ですよ
おしまい