【お悩み相談】30代男性:自分の気持ちに嘘をつくことを止めたら本当に自分と話が合う人はほとんどいないことに気付いた。私は間違っていた?

自分の気持ちに正直になりました。
私は、他人が私にこうあって欲しいと思われると、それを演じます。
しかし、見た目は明るく元気でも、本当の私は大人しく物静かなのです。
それを演じることは、私に嘘をつくことなのです。
だから止めました。
そうしたら、本当に自分と話が合う人は、ほとんどいないことに気付きました。
私には、心から好きな事を話せる友達はほとんどいなかったのです。
私は間違っていたのでしょうか?
そんな私をどう思いますか?

まことん

あなたは間違っていません。
自分の気持ちに正直になって生きていくことは、とても勇気が必要なことだと思います。
本当に自分がやりたいことは何なのか。
そして、自分はどう在りたいのか。
自分の幸せのために考えていきましょう。

他人が求めるていることを演じることが、自分に嘘をついているように感じたのですね。
そして、自分に正直になってみたら、心から好きな事を話せる友達がほとんどいないことに気付いたということですね。
分かりました。
それでは、一緒に心の整理をしていきましょう。

 

まず、他人にこうあって欲しいと思われていることを演じる能力があるということは、あなたはとてもコミュニケーション能力が高い人なのだと思います。
他人の気持ちを察することができる。
そして、それを行動に移すことができる。
たいていの人はなかなかそこまではできません。
自分に嘘をついてまで、他人が求めることを演じることは普通はできないのです。
そして、嘘をつくという行為は、良い悪いは別として、とても高度なテクニックを要します。
自分の気持ちと行動を切り離して実行するということですからね。
しかし、自分の気持ちと行動を切り離して実行することは、心にも体にもとても負担がかかります。
思ったこと、やりたいことをやるのが本能に適した行動です。
しかし、人間は理性的に行動できるがゆえに、気持ちと行動を切り離して実行することができてしまうのです。
つまり、嘘をつくということは、本能に逆らうことを無理やりやっていることになるため、とても疲れます。
このことを長年あなたはやってきたのですね。
頑張りましたね。
とても大変だったと思います。
つらいこともあったでしょう。
みんなのために頑張ってきたのですね。
そんなあなたは、とても素敵な人だと思います。

 

自分が持つ自分のイメージと、他人が持つ自分のイメージは必ずしも同じではありません。
そのギャップが大きいと、自分の言動が制御されているような気がして、生きづらさを感じてしまうこともあります。
しかし、自分の気持ちに正直に生きられることが、幸せへの近道だと私は思います。
他人の希望を叶えることは、他人の人生のために生きていることと同じです。
自分の人生の主役はあなたです。
あなたのやりたいことが、結果として、他人の希望を叶える形になれば問題ないでしょう。
しかし、他人のためにやったことは、必ずそこに承認欲求が生まれます。
行き過ぎた承認欲求が存在する限り、自分のための人生は歩めません。
自分に対する自分の気持ちが一番大切です。
あなたはそれに気が付けた。
だから、自分に嘘をつくことを止めようと思ったのではないでしょうか。
その決断を、私は応援します。
あなたは間違っていません。
今は、心から好きな事を話せる友達がほとんどいなくなってしまったかもしれませんが、ここからです。
ここからが本当のあなたなのですから、これからできる友達を大切にすればよいのです。

 

自分の気持ちに正直になって生きていくことは、とても勇気が必要なことだと思います。
自分に嘘をついて生きていく方が楽なこともあるでしょう。
しかし、自分を偽って生き続けると、自分の幸せから遠のいていきます。
自分の気持ちに向き合う。
本当に自分がやりたいことは何なのか。
そして、自分はどう在りたいのか。
自分の幸せのために考えていきましょう。
恐れないでください。
他人の意見を。
他人の評価を。
他人と違うことを。
他人の人生のためではなく、あなたの人生のために(*^▽^*)

 

 

 

少しでも、同じような悩みを抱えているみなさんの心の助けとなれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

おしまい(^_^)/

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