職場の人間関係が悪くて仕事がつらいです。
露骨に悪口をいう人や、嫌いということを態度に出してくる人などがいます。
一度、上司に退職したいと伝えましたが、人間関係と仕事は関係ない。だから仕事をがんばって欲しい、と言われました。
それから、仕事に集中できずにミスをするようになり、最近は疎外感しか感じなくなりました。
やはり、退職した方がいいでしょうか?
人は、自分がいる環境に大きく影響を受けます。
その影響が良いものであれば良さが、悪いものであれば悪さがあなたの人生をつくります。
自分の人生に良い影響を与えてくれる人やものに囲まれている環境にいることが、幸せへの近道かもしれませんね。
まことん
それゆえ、いろいろと悩みが出来てしまったり、体や心の状態を崩すことも起きてしまいます。
そんな職場では、仕事に集中することができないのも無理はないのかもしれません。
さて、職場の雰囲気に影響を大きく与えているのは一体誰でしょうか?
まずは、それを一緒に考えていきましょう。
職場というのは、様々な人がいますよね。
自分と性格が似ていて、なんとなく相性が良いと思える人や、自分の性格とは全く正反対で、上手くやっていくのが大変そうな人などバラエティーに富んだ人たちがいると思います。
そんな環境で仮に、あなたを含め、その人たちが自分勝手に行動していったらどうなるでしょうか?
仕事なんて全く上手く進まないでしょうし、その集団を維持することができないかもしれません。
そこで、集団に必要になってくるのが『リーダー』というものです。
リーダーとは、集団が組織として円滑に機能するために自分以外の人に行動を指示したり、組織としての指針を示さなければなりません。
つまり、リーダーの役割はとても大切であり、リーダーの在り方がその集団の在り方を決定するといっても過言ではないということです。
職場では、役職がありますよね?
あなたの上司がおそらく、あなたの集団のリーダーだと思います。
そして、リーダーの考えはこういうことですよね?
『人間関係と仕事は関係ない』
仕事だけやれば問題ない。
そして人間関係が仕事に影響を及ぼすことはない。
だから、あなたの職場では悪口と悪態があふれているのです。
あなたが退職したいと願い出たことも考慮すると、そんな職場の状態をリーダー(上司)が気付いていないはずはありません。
気付いていながら何もしないということは、上司がその状態を許容しているということです。
つまり、上司は今のままで問題ない、または仕方がないと解釈しているということです。
上司がそのように考えている職場では、おそらく今の環境は変化していかないでしょう。
上司にその環境を変化させるつもりがないのですから。
その集団の一員であるあなたがなんとかして、今の職場をより良い雰囲気に作り変えたいと思って行動することも大切でしょう。
しかし、集団の在り方を決定するのはリーダーであるその上司です。
その上司を説得しなければ集団の雰囲気は変わりません。
あなたが必死になって説得を試みたとしても、上司の意識が変わるかは分かりません。
そして、他人は簡単には変わりませんし、まして今の環境に問題意識を持っていなければ何も行動を起こすことはしません。
そこで、あなたができることは、自分の行動を決めることです。
自分がリーダーに昇格して、その集団の環境を変えるのも一つの選択です。
そんな集団に見切りをつけて、さっさと退職するというのも一つの選択です。
不満はあるけど、今のまま我慢してその職場で働くというのも一つの選択です。
そして、露骨に悪口をいう人も、嫌いということを態度に出してくる人も、そんな職場の環境を問題視していない上司も、おそらく誰もあなたのために何か行動は起こしてはくれないでしょう。
あなたがあなたのために行動を決めて実行するしかありません。
自分の人生を他人にゆだねない。
自分の人生のために、今自分は何ができるのか。
それを私たちは考えていかなければなりません。
人は、自分がいる環境に大きく影響を受けます。
その影響が良いものであれば良さが、悪いものであれば悪さがあなたの人生をつくります。
自分の人生に良い影響を与えてくれる人やものに囲まれている環境にいることが、幸せへの近道かもしれませんね(*^▽^*)
少しでも、同じような悩みを抱えているみなさんの心の助けとなれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
おしまい(^_^)/