『弊社の○○の商品は他社のものよりも性能がいいです!それからメンテナンスも不要!さらに軽量で場所を取りません!』
例えばこんな感じのセールストークをされたとします
素晴らしいですね!良い点がたくさんあります
しかし、本当に良い点しかないのでしょうか
そこで、あえて悪い点も伝えたセールストークも見てみましょう
『弊社の○○の商品は他社のものよりも性能がいいです!それからメンテナンスも不要!さらに軽量で場所を取りません!しかし1点、どうしても高性能化を実現するために価格は若干他社のものよりも高いです。そこはお伝えしておきたいと思います。』
どうでしょうか
良い面だけでなく、しっかりと悪い面も伝えてもらっているとなんだか誠実に対応してくれているような気になりませんか
このメリット、デメリット両方を伝えることを『両面呈示』といいます
あえて悪い点を包み隠さずに伝えることで情報の信頼度が上がります
商品を売り込むときに使えるテクニックではありますが、実はこれは人間関係にも応用ができるのです
自分の良い点ばかりを伝えるのではなく、少しだけ苦手なものだったり、弱点を相手に教えることで好感度を上げることができます
例えばものすごい強面の人が、実は猫や犬などの動物、あるいは雷の音が苦手だということを聞いたらちょっと安心して親近感が湧きますよね
このように、自分の苦手なことを伝えることで良い効果を発揮することもあるのです
特に完璧主義な傾向にある人は、ちょっとぐらいだめなところを出してもいいんですよ
その方がよりあなたは魅力的になれます
おしまい